大阪?関西万博で学生が国際政策シミュレーションに挑戦

2025.08.18

2025年8月7日(木)、8日(金)の二日間にわたり、大阪万博ノルディックパビリオンにてNATO(北大西洋条約機構)主催の国際イベント「NATO’s Contribution to Preserving Peace & Stability」が開催されました。本学からは、吉崎知典ゼミ所属の国際社会学部3年生9名と言語文化学部1年生2名の計11名が参加しました。11名は、参加大学の中でも最多の人数となります。

1日目から2日目にかけて実施されたパネルディスカッションでは、在日ノルウェー大使Kristin Iglum氏をはじめとした安全保障や平和構築に関する専門家による議論を聴講しました。安全保障に関してサイバーセキュリティなどの多角的な視点から考える良い機会となりました。また、「Youth Panel - Young people’s priorities for Peace and Security(ユース?パネル - 若者の平和と安全保障に関する優先課題)」においては国際社会学部3年の林陽菜さん(吉崎知典ゼミ)が登壇し、他の参加者と安全保障に関して若者の視点を交えながら英語で建設的な議論を行いました。
2日目の午後にはユースを対象とした政策シミュレーションが行われ、他大学(東京大学、京都大学、早稲田大学、上智大学など)の参加者らと共にそれぞれのアクターとロールに分かれて、与えられた情勢に対して政策を立案し議論?検討を重ねました。政策シミュレーションもパネルと同様に全て英語で行われ、参加者全員が短い時間の中で組織?政府の政策方針を決定する中、吉崎知典ゼミ国際社会学部3年の佐藤佳亮さんと石川詩乃さんは、それぞれRussia President(ロシア大統領)と、European Council President(欧州理事会議長)としてそれぞれロシアとEUのチームリーダーを務め、チームの政策を全体にプレゼンテーションを行いました。
それぞれの参加者にとって、最前線で活躍する専門家の方々や安全保障に興味関心のある他大学の学生らと交流するだけでなく、パネルや政策シミュレーションを通してこれまでの本学での学修の成果や個人の実力を発揮できるとても貴重な機会となりました。

本件お問合せ先:
広報?社会連携課 広報係
koho@tufs.ac.jp

集合写真
集合写真
ディスカッションの様子
発表の様子
発表の様子
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